2018/3/24 第65回平成国際大学長距離競技会

  修士1年の箱崎です。遅ればせながら、先週参加しましたレースの報告をします。

 

平成国際大学記録会 @鴻巣

    800m 63着 15669

  

 ということで、まずまずの記録でした。快晴かつ微風とコンディション自体は悪くないもので、レースは平成国際大の選手3名が1周目を55秒で引っ張る展開となり、タイムを狙える条件は揃っていたように思います。ただ一つ、私の調子を除いて。

 1周目を56秒程度で通過した時点で余裕がなく、すでにペースダウンしていました。それでも何とか前に追いついたので、最後まで集中を切らさずに走ることができました。800mの練習にあまり取り組んでいないことや、1週間前に5000mを走っていることを考えれば悪くない結果です。むしろ理想的ともいえる、上々のシーズンインができたと思っております。昨年同様、78月にピークを合わせられるよう頑張りたいです。

 

 

  実は、たった一人で記録会に参加したのは今回が初めてです。マネージャーさんはもちろん一緒にエントリーするチームメイトもおらず、コーチもいらっしゃいませんでした。一人カラオケや一人焼肉など、一人○○が一時期話題になりましたが、言うなれば「一人記録会」です。正直、前日まではあまり乗り気ではありませんでした。サポートも応援もないのは、寂しいですから。

  しかし当日になって家から出ると、不安な気持ちは吹き飛び、なんともいえない高揚感に包まれました。おおまかな計画を立てながらも行く先々で気ままに寄り道をするのは、さながら一人旅のようでした。一緒にいる人間に気遣いをする必要がない分、気楽になる部分があったのかもしれません。

 

 それから、これは行ってみてからわかったことですが、実際には一人ではありませんでした。高校時代にお世話になった先生や、社会人ランナーの方、さらには国公立26大学のライバル大学のご親族の方から、レース後にお声をかけていただいたのです。こんな状況でも、私は決して一人で走っているのではない。そんなことを気づかされ、好記録が出たわけではありませんが、思い出深い記録会の一つとなることは間違いありません。

 

 社会人になっても、陸上を続けられるかもしれない。ただ漠然と、そう思いました。

 

 

  最後になりましたが一つ、大事なことを言います。「5000m14分台を出すなら、東大競技会」。ありがとうございました!